快適な住まいにするために断熱性能はとても大事です。
高い断熱効果を得るためには、次のポイントを覚えておきましょう。
■断熱は壁・屋根・窓で考える
効果的な断熱を行うためには、最低でも壁・屋根・窓の3点をしっかり断熱することが大事で、どれか一つでも欠けると効果は半減してしまいます。
まず壁や屋根の断熱は家全体の性能に関わってくるので、多少費用がかかっても高断熱を意識した家づくりをしましょう。
また室内の熱の多くは窓から出入りするため、窓の断熱もとても重要です。窓ガラスとサッシの両方とも、なるべく断熱効果の高いものをとり入れるようにしましょう。
■断熱の種類
構造部材の間にグラスウールなどの断熱材を詰めて断熱し、屋根裏から家全体を包む内断熱工法と、構造体の外側にパネルタイプなどの断熱材を入れ、構造体の外側全体を覆ってしまう外断熱工法があります。
一般的にほとんどの工事業者が採用しているのは内断熱工法ですが、それぞれメリット・デメリットがあり、建物の構造、断熱材そのものの材質や厚さ、施工精度によっても性能が左右されるため、一概にどちらが優れているとは言えません。
■窓断熱の種類
断熱ガラスには、2枚のガラスで空気層を作って断熱効果を高めた複層ガラス(ペアガラス)、2枚ガラスの室外側に特殊金属膜をコーティングしてより断熱効果を高めたLow-Eガラスがあります。
また窓を内側にも設けて二重にし、さらに断熱ガラスにすることでより断熱効果を高めることができます。
サッシは一般的なアルミよりも断熱効果が高い樹脂があります。
以上、断熱の基礎知識のご紹介でした!
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