階段を設けるとその下にできてしまう空間。
意外に広いこのスペースを、できるだけ無駄なく有効に活用する方法を考えてみましょう。
■収納にする
天井が斜めになってしまうものの、ある程度の高さが確保できるので、背の高いものも収納できます。
ただし気を付けたいのが奥行き。
奥行きが深く、奥に行くほど高さが低い収納は使い勝手が悪くなるので要注意です。
通路を確保するなど、奥の物が取り出しやすくなるように工夫しましょう。
または階段の横側から使えるようにすると、奥行きが浅くなり使いやすい収納庫が作れます。
収納庫の中にはコンセントを作って電源を確保しておくと、充電が必要な家電などを充電しながら収納できて便利です。
■トイレにする
階段下はトイレにするにも十分なスペースがあります。
ただしリビングやキッチンに隣接してしまうような間取りではおすすめできません。
■家事室にする
机を置いたり、棚を作ったりすれば、作業スペースにもなります。
ミシンやアイロンをかけたり、勉強や読書をしたりと、小ぢんまりした空間で落ち着いて作業に没頭できるでしょう。
■オープンにする
あえて何も作らずオープンにして空間を贅沢に使い、広さや奥行きを出すという方法もあります。
観葉植物や小物を飾ってオシャレに演出したり、子供が自由に入って遊べるスペースにするのもよいでしょう。
その他、洗濯機や冷蔵庫を置いたり、ペットのためのスペースにしたり、使い方はさまざま。
階段の位置や形状によっても使い方は変わってくるので、間取りを考えるときは、階段下の使い方もあわせて検討しましょう。